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精神的ストレスによる痛み

意外と知らない人も多い、心因性の腰痛について調べてみましたので、ぜひ参考にしてください。

精神的ストレスも痛みの原因になる

ストレスに悩む女性のイメージ腰痛は体の組織の障害によって起こると考えがちですが、実はストレスや不安などが原因で起こる腰痛もあります。これを心因性腰痛症といい、近年増えている腰痛のひとつです。

これまで、腰痛の原因はレントゲン検査などによってはっきり確定診断ができるもの以外は、筋肉の疲れや神経痛が原因とされてきました。ところが、それだけでは解決できない痛みも数多く挙げられ、そうした腰痛に対する研究が進められてきました。

そこでわかったのが心因性の腰痛、つまりストレスやうつ、不安などによって起こるものがあるということ。通常これらは筋肉疲労や坐骨神経痛、ぎっくり腰などと診断されることが多いのですが、実際にはその多くに、ストレスや不安などといった心因性のトラブルが関係していることがわかっています。

厄介なのは、ストレスなどの心因性の問題が原因として関与してくると、症状の出方や程度に個人差が大きくなるということです。ストレスが大きければ痛みが強く出たり、腰痛になるリスクも高くなると言えます。つまり、同じ病気や原因であっても、そこに心因性の要因が絡んでいるかどうかで、症状の出方が異なってくるのです。

ストレスはさまざまな病気を引き起こしやすく、体の抵抗力を奪います。痛みに対しての抵抗力が弱くなり、より強く感じるようになるのです。自律神経のバランスも崩れて、痛みに敏感になるとも言われています。

また、ストレスは心の抵抗力も低下させるため、痛みに対する恐怖心からさらにストレスが増強される傾向にあり、悪循環を引き起こしてしまいます。そのため、腰痛を患った経験のある人は、その経験がストレスとなって悪化や再発のリスクが高くなり、慢性化することが多く見られるそうです。

心因性が原因の腰痛対策法

心因性腰痛は、悩みや不安を抱えている人や不信感、思い込みの強い人、完璧主義者や短気な人などに多いと言われています。そしてこの腰痛対策の最大のカギは、ストレスの原因を取り除くことにあると言えるのです。この種類の腰痛にかかりやすい人は、ストレスの解消がうまくいかず、溜め込んでしまう人が多いのです。

ストレスをうまく解消するには、まず「何がストレスなのか」を見つけることから始まります。次に、ストレスの元となっているものを解消する努力をすること、そしてストレスから逃げる・避けるといった行動も検討してみること、自分なりの発散法を見つけるようにしましょう。

しかし、言葉では簡単に言っても、なかなかうまくいかないこともあります。まず何よりも第一に、腰痛の専門医に問診の際きちんと相談してみるといいでしょう。薬物療法や行動療法などを行ってくれるところもありますよ。