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腰痛を解消するための冷やす方法のセルフ治療

冷やした方がよい腰痛の状態とは

腰痛の場合は、温めた方がよいといわれやすいです。しかし、状況によっては冷やした方が痛みを緩和することができるケースがあります。間違った対処法をしてしまうと、痛みを悪化させてしまう恐れがありますので、冷やした方がよいケースについても、しっかりと理解しておきましょう。

腰痛で冷やした方がよい状況というのは、急性の腰痛が発症した場合です。たとえば、ぎっくり腰やねんざ、打撲、そして筋肉疲労などになってしまった場合のことをいいます。ぎっくり腰とは、たった状態のまま靴下をはこうとしたり、地面のものを摂ろうとしたりした時、顔を洗うために腰を支点に屈んだ時などに、腰に衝撃と痛みが生じてしまい動くことができなくなってしまう状態のことをいいます。

これらの急性の腰痛というのは、炎症によっておおよそ3日間程度強烈な痛みを発し続けます。このような状態の時に、患部を温めてしまうと、炎症を進行させて痛みを強くしてしまう恐れがあります。炎症を抑えるためには、患部を冷やすことが重要です。そのため、急性の腰痛が発症してしまった場合には、温めるのではなく冷やすセルフ治療が有効になるのです。

参考:(pdf)赤門鍼灸柔整専門学校 糟谷 俊彦による症例報告「筋・筋膜性腰痛に対する鍼灸治療の一症例」

正しい腰の冷やし方

急性の腰痛で腰を冷やす場合は、氷を使って簡単にセルフ治療をすることができます。自宅の冷凍庫で作った氷でも構いません。適量の氷を準備して、少しだけ塩を振っておきましょう。少量の塩を振っておくことで、氷が解けるのを遅くする効果が期待できます。

そして、その氷を氷嚢やスーパーの袋などに詰めましょう。この時に、結露などで服がぬれたりしないように、タオルなどを巻いて使用することをおすすめします。また、直接腰に当てるのではなく、服の上からなどから当てるようにしましょう。その状態で、5分から10分を目安に冷やすだけで構いません。非常に簡単ですので、急性の腰痛になった時には、一度試してみましょう。

セルフ治療で腰を冷やす際の注意点とは

冷やすセルフ治療は簡単にできるものの、ある程度注意をしておくポイントがあります。

凍傷に気をつける

あまりに冷たいものを肌に当ててしまうと、場合によっては凍傷になる危険性があります。そのため、氷を直接患部に当てることは避けるようにしましょう。また、氷ではなく保冷剤を使って冷やすことも可能です。この場合であっても同じように、タオルで包んで使用をして、急激に冷たくしないようにしてください。

冷やし過ぎに要注意

急性の腰痛には冷やすことが重要といえるのですが、何事もやりすぎてしまうと体によくありません。5分から10分という時間を守って、1回のセルフ治療でその時間以上冷やさないようにしましょう。

不調を感じたらすぐにやめる

冷やすセルフ治療を行っている間に、痛みが強くなった場合は、すぐにセルフ治療を取りやめてください。また、医師に相談をして適切な治療をしてもらうようにしましょう。また、セルフ治療で効果を得られない場合も、医師に相談をして早めに対処法を指示してもらうようにしてください。