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マッサージ・ツボ押し・ストレッチ

腰痛に効くストレッチやマッサージについて、効果的な身体の動かし方を紹介しています。

マッサージのポイントとは

マッサージの基本は手でさすることです。そもそも人が痛みのあるところに無意識に手を当てる行為がすべての治療の基本であり「手当て」という言葉の語源ともいわれますね。
ただし、腰痛の際のマッサージにはコツがあり、ただもみほぐせばよい、というものであはりません。
マッサージやツボ押しは誰でもすぐにできる腰痛のケア方法です。だからこそ正しい知識をもって行わなければ悪化させてしまうこともあることを知っておきましょう。

  • 整形外科で腰痛の原因を調べる
    腰痛の中にはマッサージやストレッチをしてはいけないものもあります。ですから自己診断をして悪化させないようまずは整形外科を受診して腰痛の原因を調べてもらいましょう。
  • 筋肉の緊張を緩めるのが基本
    マッサージというと「痛い」「気持ちいい」というイメージがありませんか?実はマッサージは、やり方によっては悪化させることもあるのです。腰痛がある場合、周囲の筋肉が緊張して硬くなっている状態です。そこをもんだり押したりすると、筋肉の繊維を損傷する可能性があるのです。よく揉み返しという言葉を聞くでしょう。これは筋肉の繊維が炎症を起こしてしまった状態なのです。
  • 定期的なマッサージに効果あり
    マッサージをして軽くなってもまた痛くなるという人は少なくありません。その理由は腰痛の原因が生活習慣にあるからといえます。しかしなかなか生活習慣を変えるのは難しいこともあります。そこで定期的にマッサージをすることが大切です。毎月マッサージに通えない人は自分でできる方法を覚えておくといいでしょう。

ツボ押しのポイントとは

ツボと聞くとすごく効きそうな気がします。ツボは人体に360個所くらいあるといわれ、中には腰痛対策に効果のあるツボもありますので知っておくといいでしょう。

【背中】

  • 大腸兪…ウエストあたりの背骨を中心に左右に指2本分のところ。親指の腹でまっすぐ押しゆっくり抜きます。
  • 腎兪…大腸兪から指3本分上のところ。指の腹でまっすぐ押しゆっくり抜きます。
  • 志室…腎兪から指2本分外側のところ。体の内側に向けて親指でゆっくり押します。
  • 殷門…太ももの後ろのほぼ真ん中あたり。軽い力でしばらく押し続けます。
  • 帯脈…ウエストの高さで脇腹のあたり。親指の腹で軽く押します。

【手の甲】

  • 腰腿点…人差し指と中指の付け根の間、薬指と小指の付け根の間を手首に向かって骨が交わるところ。指先を骨の間に入れ込むようにゆっくり押します。

【足】

  • 委中…膝の後ろの太い横じわの真ん中あたり。親指で押します。
  • 照海…足の内側にありくるぶしの指1本分下のあたり。親指で押します。
  • 曲泉…膝の内側にあるくぼみのあたり。親指で押します。

ストレッチのポイントとは

ストレッチは、いわゆる運動療法のひとつとされています。体を動かすことで筋肉などのコリを取り柔軟性を高めて歪みを矯正することで腰痛を改善します。
ただし腰痛対策でストレッチを行うには注意が必要です。やみくもに行うと、腰に不要な負担をかけて悪化させてしまうことがあるからです。そこでストレッチの注意点などを紹介します。

  • 急性の腰痛のときは避けましょう。
  • 沈まないような硬さの平らなところでゆっくり行います。
  • 息を吐きながら伸ばし、吸いながら戻すが基本。
  • 痛くない程度の伸ばし加減で行います。
  • 入浴後など体が温まっているときに動きやすい服装で行います。

ストレッチにはさまざまな体勢がありますが、それぞれに無理のない伸ばし加減や力加減が必要です。特に腰痛の際は、無理をすると悪化させる原因にもなりますので必ず整形外科を受診して原因を特定してから行いましょう。中には行ってはいけないものもありますので、安易に自己診断をしないことがポイントです。

無理に続ける必要はありません。体調の良いときを選んで行いましょう。