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介護で腰痛になるその原因と予防策とは?

この記事では、介護で腰痛になる原因と予防策について詳しく解説します。

多くの人が悩む腰痛の原因と予防策とは?

厚生労働省によると日本人の4人に1人が腰痛もちであるそうです。介護をする時は、重い物を持ち上げたり前かがみになる動作が多かったりなど腰を痛める動作が多いです。そこで、今回は介護をしていて、腰痛になってしまう原因と対策について解説していきます。腰痛が原因で介護職を退職してしまう方も少なくないようなので、しっかりと腰痛を予防し、痛みがある場合は改善していきましょう。

介護で腰痛を引き起こす原因とは?

それでは、介護をしていて腰痛の引き金になる原因とはどのようなことが考えられるのでしょうか?主な原因についてをこれからご紹介していきます。

重い物を持ち上げる

介護の仕事では、被介護者をベッドから持ち上げて移動したりする重いものを持ち上げたりする動作が日常茶飯事に行われます。欧米では人が持ち上げられる重量を25kgまでとしているそうです。介護現場では、25kg以上の重量の人を持ち上げることも多いです。つまり、介護をしている人は腰痛になる確率が高いのです。

中腰や腰をひねったり前かがみになったりする動作が多い

着脱の介助の際などには被介護者が横になった状態で行います。そのため、中腰になったり腰をひねったりする前かがみになったりする動作が多くなります。これらの動作は、腰痛になる原因の一つです。

介護者の身体の状態

下肢や腹部の筋力がないと、腰に負担がかかって腰痛になってしまいます。 若い女性で、細くて筋肉がない方や中年で太り君の方は、腹筋が弱くお腹を突き出す姿勢になり腰に負担がかかってしまいます。

精神的なストレス

職場の人間関係や仕事へのプレッシャーなどの心理的なストレスも腰痛の原因の1つです。福島県医科大学の調査で、慢性腰痛を患っている人はストレスが溜まっている人やうつ状態の人が多いことがわかっているそうです。

参考:(PDF)ヤクルト:約85%は原因不明といわれる腰痛 痛みのメカニズムと最新治療  

腰痛にならないための対策方法 介護をしていて腰痛にならないためにも、あらかじめ気をつけるべき対策方法についてまとめました。次の点についてしっかり認識し、腰痛を予防していきましょう。

介助者の姿勢

介護の仕事は、無理な姿勢をすることも多いです。腰を曲げたりかがんでしまったりするのは、腰痛のもと。なるべく姿勢を正しながら腰を落として、腰を痛めない動作を心がけましょう。

福祉機器を利用する

自力でなんとかしようとせずに、福祉機器をなるべく利用するようにしましょう。例えば、被介護者を車椅子からベッドに移動するときは、スライディングシートやスライディングボード、電動リフトを使用すると腰に負担がかかりません。

ストレッチを行う

普段から、空いた時間や自宅でストレッチをして筋肉を伸ばすと腰痛になりにくいです。ストレッチも難しくなく簡単な動作でできるものも多いので、休憩中や作業の合間に腰痛予防に行いましょう。

出来る限りの事は被介護者にお願いする

介護する側が手伝わなくとも、被介護者自身で出来る動作もあります。被介護者の程度に合わせて、出来ることはご自身でやってもらうようお願いしましょう。そうすることによって、被介護者への自立や意欲を高め、被介護者自身のためにもなります。

腰痛の原因は、一つに特定しづらいものです。介護をするときは、とにかく無理な姿勢をせずに自力だけで頑張ろうとせず、ストレスを溜めないように行いましょう。

腰痛を防ぐことは、介護者のみならず、被介護者の事故などのリスクを減らすことにもつながります。

そして、もしも腰痛になってしまったら、医師の指示を仰ぐなど適切な処置を施しましょう。急性の腰痛の場合は、コルセットを着用も1つの方法です。ただし、コルセットは腰痛が引いたら着用をやめることをおすすめします。筋肉が弱ってしまい、腰痛が悪化してしまうためです。

腰痛にならないように、そして症状が悪化しないためにも早めの予防対策を心がけしましょう。

参考:(PDF)厚生労働省:腰痛対策